44 子宮動脈塞栓術(UAE)体験記

2016年6月末に44歳9か月でUAEを受けました。自分の備忘録を兼ねつつ、この体験記が今後受ける方のお役に立てればいいなと思って書いてみることにしました。

UAE 初診 その1

4月21日 UAE初診の日。

もしもUAEや他の手術受けるとしたら6月27日以降が希望だった。
なぜなら、大学病院で全摘診断される前に決めていたイベントが目白押しだったので、全て終わってから挑みたかった。事前払いばかりだから、キャンセルはあり得ない。

その時に決まっていたイベントはこんな感じ。マラソンとライブがほとんど。年甲斐もなくperfumeに連日参戦しちゃってお恥ずかしい。でも楽しいんだもん、しゃーない。

 

5月

 6月

 

例えば5/21と6/5の間で受けるのも有りとは思ったけど、1か月後の手術予約が出来るかも分からないし、回復具合も予測不能で、その後のイベントを楽しめなかったら意味がない。なんせ入院手術したことないし、自分がどうなるのか未知の世界。

そう考えると、6/27以降が妥当かなって、夫にも相談せずに勝手に大体の見当を付けてた。仕事は事務職なので仕事の調整をしなくて良いのは助かったかも。

 

今日は造影剤を入れてのMRI検査なので、朝食は抜き。毎日朝食は食べる派なので、結構キツイ。お昼は何を食べようかとランチのことばかり考えちゃう。食いしん坊だからさ。

 

予約日当日は9時半に病院に着いた。

駅から3分位のはずなのにGoogleMapの道案内で見当違いの方向に連れて行かれ、危うく遅れそうになって焦る。

クリニックという名前の通り、こじんまりした建物で、オープンしたてだからか、お祝いの胡蝶蘭の鉢がたくさん置いてあって、お花の香りがほんのり漂って少し癒された。

受付に紹介状と人間ドックの婦人科検診の結果を提出後、体温と血圧を測るように言われ、初診問診票を渡される。

 

大学病院の問診票は家族の病歴や夫の事も結構細かく書かされたけど、ここは比較的簡単なもので病歴などはなかったと思う。うろ覚えだけど、確かこんな内容。

子宮筋腫歴(何歳で発覚して、どういう状況かというのを簡単に書いたと思う)

・妊娠出産歴

・今後の挙児希望 (年齢的には厳しいと思うけど淡い期待で私は△にしたと思う)

UAEを希望するかどうか

・この病院をどうやって知ったか

 

問診票を提出すると矢継ぎ早に検査に呼ばれた。

・採尿
・採血
・心電図

(看護師さんもオープンしたてで勝手が違うのか、手元がおぼつかない。「ちょっとこの心電図が最新過ぎて使い方がちょっと、、、」と言いながら、初っ端から不安にさせるなーと思いつつ、なんとかセットして測れた様子。「教科書に出てくるような心電図ですよ」って褒められた。なんだか複雑。)

・上半身レントゲン

 

ここまで終わってようやく診察室からお呼びがかかった!1時間後くらいかな。待ちくたびれた記憶はない。

 

ではまずエコーで見てみましょう。ってお腹を出すように言われる。先生は結構勢いのある豪快な感じな気がした。UAE放射線科の管轄で婦人科ではないので内診はない。でもエコーは予想外!腹巻レギンスを履いてきちゃったよ!なかなかお腹も出せないし、すごい失敗。なんでこんなの履いてきちゃったんだろう。って少しブルーになった。

 

先生が「あーー、筋腫が数えきれないくらいいっぱいあるねー。」だって。更にエコーで子宮の血流を聞かせてくれた。そんなのもエコーで聞けることにビックリしたけど、どうやら盛大に流れているらしい。そりゃ、そうだ、筋腫に関しては何の治療もしてないからね。

で、エコーによる検査は意外にあっさり終わった。そりゃ、そうか。子宮ピンポイントで見るわけだし、人間ドックのように病気を探る訳じゃないからね。

 

はい、じゃ、次はMRI行って来て。とのこと。詳細はMRIの結果を見て話すそうな。まだまだ帰れないね、こりゃ。